Hiroaki Kato

Photographer

1976年生まれ 滋賀県出身。
学生時代オーストラリアで国立公園の道を作るプロジェクトに参加。そこで自分の無力さ、自分の知らない世界の広さを知り、また、様々な国の人と触れ合うことから自分の価値観にとらわれずニュートラルな視点で物事を見るということの大切さを知る。大学卒業後きものに携わる仕事に触れ、その後、香港、ネパール、トルコを旅し独自の審美眼と感性を磨く。帰国後入社した写真館で写真の基礎を学ぶ。その後NICEに入社。現在に至る。写真を始めようと思ったきっかけは、単純に学生の頃から美術が好きだったから。
美術が好きだったら、写真も好きになるだろう、くらいの軽い動機。
ただ、実際にこの世界に入って、写真が持つ想像以上の魅力に惹かれていった。
ウエディングの撮影に限ったことではないが、「人物の写真」というのは、その場にいる人間ひとりひとりに想いがあり、物語がある。
そして、それは見る人によって思い起こすことが違い、また、目に見える以上の思い出が詰まっていたりする。
10年、20年後に「パパ、ママカッコいいね」「ステキだね」と思ってもらえるような、その二人らしい、その家族らしい写真を残すことを心がけて撮影していきたい。